SR400/500 には2個のオイルポンプが入ってます
オイルタンクに送る方 ヘッドに送る方
見てもわかるように タンクに送るホースは太い ヘッドは鉄で細い
ポンプもタンクのほうが ヘッドに比べて4.5倍くらいの容量がある
ポンプに入ってくるオイルの経路は同じで 出ていく方に差がある
必ずフィルターは通るような仕組みなのと
オイルパンにもフィルター
タンクにもフィルター
とかなりセキュリテーは厳しい仕組みなエンジンになっています
以前にも話したのですが オイルの量が極端に減っていても オイルは循環する仕組みに
なってます
ちなみにオイルポンプを大きな容量にすれば
トロコイド式のオイルポンプは密接な隙間で保ってオイルを圧送するため
容量を上げるためにケーシングを薄くすると 熱で膨張して 隙間が大きくなっていきます
何故なら アルミと鉄の膨張率は違うから
循環してればオイルが減っていても問題ない? いやいや オイルを各部に送る事には
間違いないのだけれど(ある程度の所までです)
エアーの比率が多くなりすぎてしまう事が問題
空気はすぐに熱くなる
熱くなると水分に変身することがある
なので 適量のオイルはキープしていたいです
空気が混じると 料理でゆうカルボナーラのように 卵と空気が混じると あんな状態に
なるとかんがえられる
オイル交換時 オイルタンクには2リッター
エンジン始動で一度エンジン内に1リッター以上溜まって
エンジン内の重要な所を満たして オイルタンクに戻ってきます
オイルタンク内に1.5リッター エンジン内に0.5リッターくらいに
エンジン始動時には極端にエンジン内にオイルが供給されるので
リターンでタンクに戻る前にエンジンを高回転で回すとオイルがあふれてきます
だいたい目安は油温度が50度くらいで オイルがタンクに戻ってきます