2019年にひらめきの神様が下りてきて も なかなか そこから製品になるまでは
ほんと長い闘いだった
従来型に比べて ディスクの枚数は2倍以上(30枚)これをどうやって制御するか
専用ステーも熱伝道を増して 上下2か所 極上です
何に大きく苦しんだかは
例えば1枚のディスクの厚みが0.01mm 薄かったり 分厚かったりすると
30枚になると 0.3mm と 凄い誤差になってくる この誤差に苦しんだ
高性能工作機械でも 誤差は多少出てくる そして図面にも公差0mm とも書くことはできるが
とてつもなく高価な製品になる 公差0mm はできなくはないが 選別でNGになる数量も増える
誤差を見越して取り付ける 方法をやっと見つけて 製品化の予定にまでたどり着きました
問題は価格です ベロライダー価格の設定がとても嫌いな仕事です
この商品は 放熱フィンオイルクーラー と呼んでもいいかもしれない
各社出しているオイルクーラーは 配管ホースを増設しなくてはならず
SR400/500のオイルタンクのフタの機能(配管でなっている所)まで取らないといけない
そして クラッチワイヤーも オイルクーラー基準になって 取り回しが。。。。。
ベロライダー 今まで長く乗ってきましたが アクセルもクラッチも軽くないと
SR400/500の場合は キャブ車 インジェクション車 はダメだと思う
シングルエンジンの強烈な後輪えのトルクは 繊細なアクセルワークやクラッチワークが必須だと思う
ガバッとアクセルオンだけでは 後輪にうまくトラクションがうまく伝わらないと思う
BORE-ACEの新型 はダウンチューブに密着させることで 熱伝導率が飛躍的に増しているので
どこにも負担をかけないまま 性能を発揮できる優れものだと思う
ダウンチューブにはオイルが溜まっていて タイムラグも生まれる箇所なので
そこの熱源の発散は 理にかなっていると思う
オイルの温度が高温になってもいいと思う
でも金属は高温になればなるほど 膨張していって 色々なデメリットが生まれるから
なるべく高温にならないようには しておきたい
電車乗った時に ガタン と衝撃のある線路の継ぎ目 線路も熱膨張で伸びたりするから
隙間を作らないと いけない